ヨーロッパサッカー 初心者講座

ヨーロッパで活躍するサッカー日本人選手の系譜

日本人選手

サッカーは世界中で人気のスポーツですが、その中でもヨーロッパはレベルが高い地域です。特にイングランドのプレミアリーグ、ドイツのブンデスリーガ、イタリアのセリエA、スペインのリーガエスパニョーラは四大リーグと呼ばれ、世界のサッカー界の最高峰と言われ、各国のスター選手が集結する舞台です。現在はその四大リーグを初めヨーロッパで活躍する日本人選手は数多くいますが、その礎を気づいたのがまだ日本にプロリーグがなく、海外移籍についての環境も整備されていなかった時代から単身ヨーロッパに渡った日本人選手たちです。

日本で初めて四大リーグでプレイしたのは1977年にブンデスリーガの1.FCケルンに加入して活躍した奥寺康彦です。当時日本にはプロリーグがなかったので、日本人初のプロサッカー選手と言われています。その後、四大リーグでプレイする選手は長く出てきませんでしたが、1993年にJリーグが発足し移籍環境が整うと、1994年には三浦知良がジェノアへ移籍しセリエAでプレイする初めての日本人となり、その後中田英寿や中村俊輔、高原直泰など四大リーグでも主力で活躍する選手が出てきたことで日本人選手の評価も高まり、今日では多くの日本人が四大リーグをはじめとするヨーロッパでプレイし、日本代表のメンバーも海外でプレーする選手が大半を占めるまでになりました。